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2019年 2月 9日 今私が気になる○○【村田 みなみ編】
みなさんこんにちは、担任助手の村田です!
受験生のみんな、入試真っ只中ですね、最後まで応援しています。
悔いが残らないように頑張れ、、、!!
さて、今回のテーマは「今気になる○○」ということなんですが・・・
今日は、大学の授業で興味を持った
「社会心理学的コミュニケーション」について少し話していこうかな~と思います。
私は(一応)国際コミュニケーション学科なので、
男女や人種のコミュニケーションの違いがどうやって生まれるかや、
人間の心理はどれだけ会話に影響しているのかを学ぶことが多いです。
その中でも、1番興味深い分野が「社会心理学」と「コミュニケーション」の関係です。
ちなみに、「心理学」と聞くと、カウンセラーを思い浮かべることが多いと思いますが、
そういったカウンセリングや診断は「臨床心理学」の範囲なので、「社会心理学」とは違います。
(心理学専門ではないのでそこまで詳しくは話せませんが)
じゃあ実際どんな現象や状況が「社会心理学」なのか。
ちょっと面白い例を2つ紹介しますね。
まず1つ目。
こんな会話したことないですか?
太郎:昨日、頭が痛くて全然勉強できなかったよ・・・
花子:そうなの?大丈夫?
太郎:うん、だいぶ良くなったかな。でも、今日のテストが心配だな。
花子:太郎君ならきっと大丈夫だよ。
ここで、太郎君がしている、「体調が悪い」というハンディキャップな状況を作ることは、
失敗しても成功しても自分の評価が下がらないようにするための
「セルフ・ハンディキャッピング」という自己呈示の一種です。
特に日本人は、自分を下に見て相手を不快にさせないようにしたり、
相手から悪い印象を避けたがる傾向にあるので、
こういった行動にとても納得がいきます。
では2つ目。(これはもしかしたら知っている人もいるかも?)
皆さんに問題です。
NHKが以前行った「電話ボックスに何人人を詰め込むことができるか」という実験で、
リハーサルの時には10人が入ることができたのに、本番では入りきらなかったのは何故でしょうか?
これは、リハーサルから本番までの1時間の間に、
実験参加者同士が知り合いになり、感情を持ち、対人距離が変化したせいです。
本当の他人には「儀礼的無関心」と言って、そこまでの深い感情を持つことはないのですが、
少しずつ相手のことが分かってくるとパーソナル・スペースが変化するのです。
さて、久しぶりに長々と私にしては珍しく真面目な話をしてしまいましたね(笑)
人の感情は、新たな発見をさせてくれたり、時に人を傷つけますが、だからこそ面白いと改めて思います。
この分野に興味がある人はいつでも校舎で話しかけてくださいね!
それでは、また。
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明日のブロガーは??
最近髪型が変わりましたね
就活頑張って下さい
ふふふ、わかるかな?
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