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2019年 11月 16日 解けない問題への対処法 【井上雄太編】
全国の高校生の皆さん、こんにちは。
柏校担任助手の井上雄太です。
必ず紹介の時に「英語が得意」と書かれますが、そりゃ大学の専攻が英文学だから嫌が応にも英語はできるようになってしまいます。
一応言っておきますが、私はアメリカ英文学を専攻していますが、他にも言語学や教育学、心理学も学んでますよ。最近は広告や法律もかじるようになりました。
「英語」は毎回書かれますが、「電車が好き」というのは船見さんが初めて書きましたね(笑)。
見た目はぱっと見典型的な何かのオタクのような風貌をしていますが、私は正直言ってオタクではありません(笑)。
正直、「電車好き」ではなく、「旅行好き」が合ってます。
大学生になってから色々なところに旅行に行っていて、箱根や房総半島のみならず金沢や広島、大阪、姫路、京都なんかも行っていて、来月は北海道の函館、2月は少し個人的な予定で長野、そして3月にもどこかに行く予定があります。
大学生の特権で多くのところに自由に旅行をしています。
ただ、最近思うこととしては案外東京もまだまだ見所が多いと感じています。今年の春頃に友達と隅田川を歩いたのですが、隅田川を歩くだけでもとっても気持ちいいし、東京の風景を堪能できました。
案外千葉県から近い東京を歩くだけでも新しい発見ができるかもしれないし、発見をすると色々と楽しいです!!
さて、つまらない前置きをさておいて今日のテーマは
【解けない問題への対処法】です。
これまでは和田さんや凌くんなどが数学に基づいたお話をしていたので、私からは文系科目に関連したお話をしたいと思います。
ポイント①基本に戻ろう
まず、問題ができない理由として圧倒的に多いのは「基礎基本ができていない」ということです。特に全学年(←この言葉に注意!)の皆さんで「英語が読めないor読めなくなった」という人は基礎(単語・熟語・文法)の知識の欠落が大きな理由です。案外受験生の皆さんは「やってるもん」という根拠もなくたかをくくっていますが、大学受験経験者としてはその認識は甘く、基礎基本ができていないということが多いです。
他教科も同じなので是非今までの受けてきた授業(通期講座も)の復習や高速基礎マスター等をうまく活用して基礎基本を常に見直して行って欲しいと思います。
受験生は是非単元ごとの単元集中受講などを使ってみてくださいね。
ポイント②文脈を考える
はい、まず前提条件として人間は文脈の中を生きています。
以下の文の意味を解釈しみてください。
He cut the steak.
はい、和訳すると「彼はステーキを切った」ですよね。
この時、皆さんは男性がナイフで大きなステーキを一口サイズに切っていることを想像するかもしれません。
ですがこの解釈が当てはまらない時が時折あるのです。
以下に例を出しましょう。
①彼は[電動ノコを使って]ステーキを切った。
(→よって彼は大ケガをした。)
②彼はステーキを[半分に]切った。
(→彼はもう一度ステーキを切って一口大にした。)
③彼は[おもちゃの]ステーキを切った[=切るふりをした]。
= 彼(=男の子?)はおままごとをしていた。
以上のような常識的にはありえないような解釈も可能です。でも普通はできませんよね。それこそが読解問題を解けない要因となっているのです。
ではもしHe cut the steak.という陳腐な文の解釈が先ほどの①~③のようになる場合はどうすれば良いか。
ポイントの最初に書いた通り文脈から読み解けば良いのです。文章の前後関係から読めない文の解釈をしていくのです。
そして何よりも大事なのは皆さんの考えている常識が文章読解の際に当てはまるかどうかはわからないということです。
これは歴史にも置き換えることができて、例えば日本史で平安時代の問題が出された際に全部の選択肢があっている確証がない時、その時こそ文脈を考えましょう。
平安時代の前後の時代関係を思い出してそこから考えうることは何かを考えるということです。
これは世界史にも当てはまると思います。
歴史は「流れ」という実際の人間たちの文脈の基に成り立っています。そして私たちもその人間たちの文脈の中に生きている一人なのです。
いかがでしたか?他にも話そうと思えばいくらでもお話しすることはできますが、長くなってしまうので今回はここまでとしてます。
解けない問題というのは一人一人異なると思います。それぞれが「なぜ解けないのか」「どうすれば解けるのか」ということを考えてみてください。
それでは皆さんの今後の成長を願っています!!
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明日のブロガーは
爆弾のような破壊力を持つ
理系の彼の方!!
わかるかな??
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