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2019年 8月 19日 過去問の復習法 【井上雄太編】
はい、全国の高校生のみなさんこんにちは。
柏校担任助手の井上雄太です。
みなさん暑さに負けてはいませんか?
クーラー無しには生きていけないこの夏真っ盛りの時ですが、今週は高校生の夏休みの最終週なんですね。
最近少し「えっ?」って思ったことが映画のタイトルの日本語版と英語版の違いです。
先日金曜ロードショーで放映された温泉旅館の一人の人間の少女の物語の英語版タイトルを知っていますか?
なんと “Spirited Away”
いや、よく考えたらわかるよ?
でも英語版タイトルなんですか?って言われたらすぐには答えらんないですよね。
それでは巷で話題の天気にまつわる映画の英語版タイトルはなんでしょうか?
これは自分で考えて見てくださいね!
まぁ色々と映画の英語版タイトルと日本語版タイトルは違うので是非色々と調べてみてください。
ゲームのタイトルも英語版と日本語版ではタイトルが違うのでそちらも合わせて調べてみてください。
さてさて今回のテーマは【過去問の復習法】です。
今日から1週間続くこのテーマの先陣を切るのは私です。
過去問研究については現役時代に他の担任助手の皆さんに負けないくらいやったという自負があります。
まずは根本の過去問演習の定義から考えていきましょう。
過去問演習 = 現時点の自分の成績を測るためのもの
という等式で考えている人がいると思いますがそれは違います。
「現時点の自分の成績を測るためのもの」とは模試だからです。
教育の現場にいる人の中でも以上のような誤った認識をしている方いますので、是非考え直して見てください。
では過去問演習とは何か?
過去問演習 = 自分の受験する大学学部の問題傾向・レベルを把握するためのもの
まず、みなさんが行なっている受験勉強とは「大学に合格するための学習」ではありません。そもそもこの世に大学に合格するための学習などというものはありません。受験勉強とは「大学に合格するための確率を上げるための学習」です。
これをやれば大学に合格する!などというものはありません。予備校に通っていても第一志望に合格するかどうかなんてわからないし、正直その人次第です。
だからこそ2学期の過去問演習をメインとした学習を行う場合は受験生一人一人が真剣に「自分にとって効率の良い学習方法・過去問の復習方法は何か?」について考える必要があります。
でも考える前に具体的な過去問の復習法を提示した方がいいと思うので今回は文系(英語・国語)の過去問の復習法を軽く提示してみたいと思います。
まず、全教科に共通していることは過去問を復習するときに各問題の設問された意図を考えてください。
入試問題の問題を作成する方は問題作成のプロです。むやみやたらに問題を作っているわけではありません。ひとつひとつの問題が受験生の能力を問うように作成されています。問題を解く際は必ず「この問題は何の能力・知識を問うているのだろう?」と考えてください。
そして英語・国語に関しては以下のステップを踏みましょう。
①出題された文章の内容理解
まずは出題されている文章が読めないと問題なんて取れないですよね。「文章の作者は何を伝えたいのか」を考えましょう。復習の時は問題演習した時に考えたことが合っていたかどうかを確認した上でどうすれば作者の意図目的を捉えることができるのかを考えましょう。
②設問と文章の関係
設問に関しては各設問が文章のどこに関する問題なのかを考えましょう。「文章全体について問うているのか」、「一つの段落の内容について問うているのか」について考えましょう。先ほども言いましたが問題作成者は意図を持って問題を作成しています。復習の時は演習の時に考えたことがあっていたかどうかについて考えましょう。その思考を繰り返せば自然と問題の意図を理解できるようになると思います。
今回提示したのはあくまで文系の復習方法です。人間の脳のつくりは一人一人違うので自分なりによく考えて「どうすればこの大学学部の問題で高得点を取れるか」をよく考えていってください。それが過去問演習で最も大事なことだと思います。
それでは受験生の皆さん、過去問演習も頑張ってください!
応援しています!
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